平成24年1月19日(木) 富士見町町民センターで「ふじみ健口クラブ」を開催いたしました。この「ふじみ健口クラブ」は富士見町地域支援事業特定高齢者介護予防事業の一環で行われており、介護を受けないで済むために健康を維持することを目標としております。今回の開催で4回目となり。10名の町民の方々が参加して下さいました。
健診・指導には茅野市・長野県歯科衛生士会諏訪支部の方々、歯科医師会からは、清水一仁、三井建三、野村寿男、三井貴信があたりました。昨年10月より5回にわたり開催され、内容は
歯科健診 …口の中や口の機能の現状の確認
口腔体操 …口の健康を維持増進するための運動訓練
料理教室 …食べる能力や口の機能を維持増進するためどのような食事をつくったら良いか
言語療法士による講話 …言語療法士とは言語聴覚士とも言われる医療資格です。音声機能、言語機能、摂食・嚥下機能(=音声を発すること、ものを噛んで飲み込む力)を検査して、その力を保つ方法をお教えしたり、その力に不足のある方には回復法を指導する仕事をします。音声を発したり、ものを噛んで飲み込むなどということは当たり前のような気がしますが、こうした能力も残念ながら衰えてくることもあるのです。こうしたことができないと周囲の人とコミュニケーションをとりにくくなったり食事も満足に摂れなくなったりしてしまいます。豊かな人生を送るためにはこれらの能力を維持することが必要不可欠であるとの講話をしてもらいました。
以上の指導の前後で、音声機能、言語機能、摂食・嚥下機能の向上改善が見られました。
参加者も改めて音声機能、言語機能、摂食・嚥下機能の大切さを理解して下さり、その能力の向上改善を目に見えて実感して喜んで下さいました。