2013年8月25日 茅野市健康づくりのつどいに参加しました。

8月25日(日)第35回茅野市健康のづくりのつどいに参加しました。
歯科医師会ブースでは、本会会員である有賀めぐみ・瀧澤淳・浅井伸二郎の3名による歯科健診、歯科相談
が行われました。
雨天の影響で参加者の出足が心配でしたが、歯科健診には75名の受診者があり盛況でした。

普段、忙しくてなかなか健診を受けられずにいる方、健康は「お口から」です。
来年度も参加予定ですので、歯科医師会のブ-スで歯科健診、歯科相談を受ける事をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2013年9月1日に茅野市総合防災訓練が行われました

茅野市総合防災訓練

9月1日(日)防災の日に茅野市総合防災訓練が行われ、市、消防、警察、医師会などの関係機関と共に、
茅野市諏訪郡歯科医師会からも7名の会員が参加しました。
今回の防災訓練は、大規模直下型地震の発生から24時間が経過した状態を想定し、医療班は限られた人員、
機材での救急医療活動の訓練を行いました。また、茅野警察署、医師会、歯科医師会が連携し遺体の検視、
検案訓練を行いました。警察署から派遣要請を請け、対策本部に待機している歯科医師会から遺体安置所へ
歯科医師を派遣し、身元不明の遺体について歯科医師はデンタルチャート(歯型の記録)を作成し、警察、
医師との連携態勢の確認を行うとともに、災害時の遺体の検視、検案の一連の流れについて訓練を行い
ました。
災害発生24時間後を想定したより現実的な訓練を行ったことで、災害時各関係機関との連携の中、
歯科医師の役割を再認識する有意義な訓練でした。

長野県公衆衛生専門学校の講義が行われました

平成25年度の長野県公衆衛生専門学校の講義が行われました

平成22年から長野県公衆衛生専門学校・伊那校において歯科臨床概論の講義を受け持っておりますが、
今年度も4月から5月にかけて会員である野村寿男先生により行われました。
講義は入学されたばかりの学生に対し、歯科医療とは何かということから始まり病態の説明や様々な
治療法についても講義を行うというもので歯科を身近に学ぶ内容となっています。
3時間にわたる講義が5回と内容は多く最後は試験となっており、臨床の厳しさも学ぶことになります。
最近では歯科衛生士になるための専門学校が3年制となったことで習得する内容も多くなってきています。
歯科医師会では歯科衛生士の慢性的な不足という問題に直面していますが、茅野市諏訪郡歯科医師会でも、
この問題に対し人材育成からを積極的に取り組んでいます。

2012年12月5日(水) グラスファイバーコア説明会

グラスファイバーコア説明会を受講しました。

むし歯で歯の崩壊が大きいときにしばしば使われる治療法がコアです。図のように崩壊した歯の内部を補い、被せられるように復元する役割を担っています。コアはポストとも築造体とも呼ばれますが、ここではコアで統一してご説明します。

さて、コアはどんな性質であれば歯をよりよく保てるでしょうか。まず考えられるのは丈夫であることでしょう。コア自体がすぐに壊れてしまうようではせっかく復元した構造が崩れてしまい、被せ物もすぐ外れてしまうでしょう。それでは丈夫でありさえすれば良いのでしょうか。コアそのものが壊れなくても残っている歯が割れてしまえば元も子もありません。現在主流になっている金属を鋳造してつくるコアは、硬さと丈夫さは十分なのですが、状況によっては根には好ましくない力がかかることが分かっています。ちょうど釣ざおに力がかかると適度にたわんで釣り糸に無理な力が加わらない仕組みになっているように、コアも歯と同じぐらいにたわんで無理な力を加えないような材質であることが好ましいのです。

近年発表された新しいタイプのコアは力を受ける部分は歯と同じぐらいのたわみがあるグラスファイバーでできており、歯を保護しやすくなっています。またレジン(樹脂)との複合体であるため同質の接着剤で歯に強く接着すること、白色もしくは半透明であるため見た目もきれいであるという利点もあります。

健康保険に適用されておらず歯の状態によっては従来の金属コアの方が有利な場合もありますが、このような利点から普及が進んできています。

被せた状態を断面図にすると青が被せ物、赤がコアです。

直接目にすることは少ないですが、コアがなければ被せる

ことができません。縁の下の力持ちといえます。

コアを製作しているところです。
光を照射して硬化させています。

完成したコアです。

2012年11月14日(水) 歯科での東洋医学活用 ~鍼治療・漢方治療~

歯科での東洋医学活用 ~鍼治療・漢方治療~

平成24年11月14日、茅野市諏訪郡歯科医師会館で学術講演が開催され25名の本会会員が受講致しました。講師は、当会の五味章会員が務めました。五味会員は日本歯科東洋医学会にも所属しております。

今回は歯科に関わる鍼と漢方についての講演で、鍼治療の基礎、頭頚部の歯科常用経穴(つぼ)、簡単な経穴刺激による乳歯抜歯、嘔吐反射防止、パニック発作時の対応などについて説明があり、デモンストレーションも行われました。

また、漢方治療については、この4月より歯科保険導入された漢方薬についての解説、漢方治療の基礎知識とエッセンス、実際の臨床への応用例について講演が行われました。