2016年7月2日 摂食嚥下講演が行われました

7月2日、茅野市諏訪郡歯科医師会会館にて諏訪中央病院に勤務されている総合診療科の奥 知久先生による講演が行われました。奥先生は摂食嚥下という「飲み込むこと」の疾患専門の先生で、現代の高齢者の食事の際の「むせ・誤嚥」の問題に取り組まれております。

講演では寸劇から受講者に問題と原因を問う形式で行われました。いままでの歯科治療では咀嚼までが治療の範囲で、医科は誤嚥した後の誤嚥性肺炎が対象で医科と歯科の治療の狭間の分野であり、新しい知見が多く得られました。高齢者が病院から自宅や施設での療養が主体と言われ、訪問診療が増える兆しがみられる昨今では、歯科の取り組みも増えるといわれています。

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